鍼灸専門 あま市の続木はり院

愛知県あま市篠田1丁目61番地

(予約制)☎052-445-5582

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施術の流れ

症状別

当院の方針

問診のイメージ

当院では肩が痛いから肩だけ、腰が痛いから腰だけ鍼をするといった局所だけの施術は行いません。東洋医学(詳しくは鍼灸についてのページへ)では体を全体(内臓も含めて)でとらえます。

たとえば肩こりといっても自律神経の緊張からくる場合やホルモンバランスが影響している場合などがあります。

ですので手、足、お腹、背中にある大事なツボに鍼をしていき、体全体のバランスを整えていきます。

* 以上のことから肘、膝までまくれる服装で来院ください。詳しくは来院時の服装のページ

まずは体の状態をみます

腹診のイメージ

脈診(脈をみます)
手首の脈の状態から、体の全体の調子をみます。

腹診(お腹をみます)
お腹の状態(冷えている、弾力がないなど)から内臓の調子をみます。

原穴診(手、足にあるツボをみます)
手、足にある大事なツボの状態(凹んでいる、力がないなど)から経絡(エネルギーの通り道)の状態をみます。

また経絡の先につながる内臓の調子もこの原穴の状態から推測します。

背診(背中にあるツボをみます)
背中にあるツボの状態(凹んでいる、隆起しているなど)から内臓の調子をみます。

総合判断
以上の情報から総合して判断し、治療の方針を決めていきます。

体の状態に合わせたツボに鍼(はり)をしていきます

症状によって仰向けからはじめる場合とうつ伏せからはじめる場合があります。
またうつ伏せになれない場合(ぎっくり腰など)は横向きからはじめます。

仰向けからの場合
主に内臓の疲れが影響しているものや膝の痛み、婦人科疾患などでホルモンバランスが崩れているときには仰向けからはじめることが多いです。

手、足、お腹にあるツボに鍼をしていき、15~25分ほど置鍼(はりを刺したままにしておくこと)します。

時間がたったら抜鍼し、うつ伏せになってもらいます。

背中にあるツボに鍼をしていき、5~10分ほど置鍼します。

時間がたったら抜鍼し、肩や腰などの気になるところに鍼をします。

最後にベッドに座ってもらって仕上げをして終了です。

うつ伏せからの場合
主に疲労性の首や肩の痛み、腰痛などのときはうつ伏せからはじめることが多いです。

背中にあるツボに鍼をしていき、15~25分ほど置鍼します。

時間がたったら抜鍼し、肩や腰などの気になるところに鍼をします。

それが終わったら仰向けになってもらいます。

手、足、お腹にあるツボに鍼をしていき、15~25分ほど置鍼(はりを刺したままにしておくこと)します。

時間がたったら抜鍼し、最後にベッドに座ってもらって仕上げをして終了です。

治療後に気をつけて頂くこと

治療後30~60分以内の食事、入浴は控えてください。(当日の入浴は問題ありません)
・過度の飲酒は控えてください。
・睡眠をしっかりととってください。

治療後一時的にだるさや眠気を感じたり、軽い発熱がおこる場合があります。これは血液の循環がよくなったり、代謝がよくなったために起こる反応ですのでご心配ありません。
身体が治ろうとしている状態ですので運動などはさけてゆっくりとお過ごし下さい。

治療の間隔

ぎっくり腰などの急性的な痛みに対しては間隔をあけずに2~3回の治療での改善を目指していきます。
軽い症状だと1回の治療で改善されることもあります。

慢性的な症状などは体質改善が治療メインとなるので週1~2回のペースで治療を行っていき、症状が軽減していくにつれて治療の間隔を2週間に1回、月に1回と延ばしていきます。
発症からの期間が長いほど回復する時間も長くなり、改善されるまで数か月かかることもあります。 その場合通院頻度が高いほど回復に向かうスピードが速くなることは確かですが、期間が長くなるほど経済的、もしくは時間的な負担は大きくなってしまいます。 患者さんひとりひとりに最も適した治療ペースを考えていきますのでお気軽にご相談ください。

治療効果に関しては治療直後から表われる方もいれば翌日や数日たってから表われる方など個人差があります。
また初めから数回の治療では効果があまり感じられなくても、その後の治療で急激に症状が軽減する場合などもあります。

症状別の説明

頻度の多い症状についてのおおまかな施術について説明してあります。内容も時間をみつけて増やしていく予定です。

下記以外の症状でももちろん対応しますのでお気軽にご相談ください